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火災保険の選び方

① 火災保険とは 火災のリスクを知りましょう

火災のリスク1

~1日あたり、約78件の建物火災が発生しています~

 

「わが家にかぎって火災なんて」とお思いではありませんか?
仮に、お客さまのご自宅から出火する可能性はないとしても、お隣の家が火災になり、ご自宅に延焼することがないとは言い切れません。
建物火災の発生原因
※出典:総務省消防庁防災情報室
「平成21年(1月~12月)における火災の状況(確定値)」

火災のリスク2

~隣が火元でも賠償してもらえない!!

日本には失火責任法という法律があり、お隣の家で発生した失火による火災が自宅に燃え移ったことで発生した損害であっても、重大な過失がない限り、損害賠償を請求することができません。
「火元のお隣は火災保険に入っていたので家を建て直すことができたが、自分たちは火災保険に入っていないので補償は受けられず、さらにもらい火であるにもかかわらず賠償も受けることが出来ない。」
という状況が現実に起こりうるのです。

失火の責任に関する法律(失火責任法)
失火責任法とは、明治三十二年に定められた法律で、「失火の場合、失火者に重大な過失がなければ、
他人の権利を侵害すれば損害を賠償しなければならないとする民法709条の規定は適用しない」とされています。

② 何に保険をつけますか?保険の対象を選びましょう

保険の対象とする「もの」は「建物」ですか?「家財」ですか?それとも両方ですか?
併用住宅などの場合は什器備品・商品もご検討ください。

保険の対象をお選びください

 

居住用の建物
居住用の建物
マンション戸室
家財
家財
設備
設備・什器
商品
商品・製品

※ 建物のみのご契約では、家財は補償されません。

 

お支払い例:火災が発生し建物と家財が焼失した場合

 

建物と家財の両方を保険の対象とした場合

両方

建物・家財両方が補償されます。

建物のみを保険の対象とした場合

建物のみ

家財は補償されません。

③ 物件の構造を確認しましょう

建物の「構造区分」により保険料は異なります。「構造区分」は以下の方法によりご確認ください。

建築確認申請書による確認
建築確認申請書の第四面の記載内容にて確認できる場合があります。(下記資料参照)
ハウスメーカーの商品名による確認
ハウスメーカーが建築する住宅の場合、会社名と商品名称をもとに確認できる場合があります。
下記フローチャートによる確認(主要構造部(木骨・鉄骨など)により確認)

構造級別と保険料の関係

構造級別と保険料の関係

木造の建物でも、法令上の耐火建築物、準耐火建築物または省令準耐火建物に該当しないか必ずご確認ください。

構造級別の図

(注) 構造級別の判定にあたって、建築確認申請書、設計仕様書または設計図面などで建物の耐火性能を確認させていただく場合があります。
(注) 保険会社によって構造区分は異なります。

 

※1 コンクリート造建物には、コンクリートブロック造建物、レンガ造建物、石造建物を含みます。
※2 1つの建物が2以上の生活単位となる戸室を有し、各戸室または建物に付属して各世帯が炊事を行う設備があるものをいいます。
※3 独立行政法人住宅金融支援機構の「まちづくり省令準耐火建物」は、省令準耐火建物には該当しません。
※4 上記の構造級別判定の結果、建物がH構造または3級に該当した場合は、保険料のご負担を軽減する「経過措置」の対象になる場合があります。必ず下記の経過措置の対象をご確認ください。
(経過措置対象)
継続前契約の構造級別がB構造または2級と判定されていた建物が、継続後契約でH構造または3級と判定される場合
耐火建築物 建築基準法に定める耐火建築物をいいます。
建築確認申請書第四面「5.耐火建築物」の欄に「耐火建築物」と記載されている場合があります。
準耐火建築物 建築基準法に定める準耐火建築物をいいます
建築確認申請書第四面「5.耐火建築物」の欄に「準耐火建築物(イ-1)(イ-2)(ロ-1)(ロ-2)」と記載されている場合があります。
省令準耐火建物 建築基準法で定める準耐火建築物に準ずる耐火性能を持つ建築物として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。

建築確認申請書

④ 保険金額(ご契約金額)を決めましょう

建物

ポイント1 *評価額には「新価(再調達価額、再取得価額)」「時価額」
     2つの基準があります*

新価(再調達価額・再取得価額)

保険の対象である建物や家財と同種・同程度のものを新品で取得する場合に必要な金額を新価(再調達価額・再取得価額)といいます。
新価

時価額

新価(再調達価額・再取得価額)から「使用による消耗分」を控除して算出した金額を時価額といいます。

時価額
(木造建物 経年減価率1.5%×10年の場合)

ポイント2 新価で契約をすると同等のものを再取得でき安心です*
      (時価額だと同等のものを再取得できません)

保険金額は、「評価額」を参考に設定されることをお勧めします。評価額は次の方法があります。

その1 建築時の建物取得額の確認による方法
売買契約書などでご確認いただけます。
その2 簡易評価による方法
建物の構造や専有延床面積をもとに、簡易的に評価額を算出することができます。

新価(再調達価額・再取得価額)は、以下のように評価額を算出します(

ポイント3 分譲マンションの場合の保険金額*

分譲マンションの購入価格には、建物の建築価額だけでなく、土地代などが含まれています。
火災保険の補償対象となるのは建物の部分だけとなります。
また、建物の中でも区分所有者が保険をかける必要があるのは、
通常、「専有部分」のみとなりますので、
『建物の専有部分』についての金額が保険金額(=ご契約金額)となります。

家財

*ご存知ですか?家財の価額は予想以上に高額です*
*建物のみのご契約では、家財は補償されません

参考資料はこちら

参考:〔平均的な家財の再調達価額(新価)の例〕(単位:万円)

専有延面積 世帯主年令
29才以下 30才 35才 40才 45才 50才以上
~34才 ~39才 ~44才 ~49才
40㎡以上50㎡未満 523 683 931 1115 1259 1331
50㎡以上60㎡未満 602 782 1061 1268 1430 1511
60㎡以上70㎡未満 683 883 1193 1423 1603 1693
70㎡以上80㎡未満 696 896 1206 1436 1616 1706
80㎡以上90㎡未満 709 909 1219 1449 1629 1719
90㎡以上100㎡未満 722 922 1232 1462 1642 1732
100㎡以上110㎡未満 734 934 1244 1474 1654 1744
110㎡以上120㎡未満 745 945 1255 1485 1665 1755
120㎡以上130㎡未満 757 957 1267 1497 1677 1767

(注)平均的な家財の再調達価額の金額は引受保険会社によりその算出方法が異なります。

明記物件について

1個または1組の価格が30万円を超える貴金属、書画・骨董品・美術品や稿本、設計書等につきましては、明記物件となります。
明記物件は家財補償とは別に申込書に明記していただき、明記物件分の保険料をいただきお引き受けいたします。

⑤ 火災保険の基本補償範囲を確認しましょう

火災保険の基本補償範囲

保険料例事故例

補償範囲が広ければ、その分保険料の負担額も大きくなります。逆を言えば、ご自宅の立地条件などを考慮して、
必要な補償をご選択いただくことで保険料負担を小さくすることが可能になるのです。
その為、火災保険を検討するときには、本当に自分に適した補償内容であるかどうかを、ご選択いただくことが重要です。

「火災による損害だけを補償してくれればいい!」「とにかく必要最小限の補償で、保険料負担を抑えたい!」というご希望をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。
ただし、保険は万が一の為のものです。事故が起きたとき役にたたなければ意味がありません
下記の事故件数割合の資料を参考にしてご検討ください。

リスク別 事故件数割合

*いろんなリスクで保険金って払われてる!*

事故件数割合

⑥ 保険期間・支払い方法を決めましょう

*保険期間は長期のほうがお得です*

火災保険の保険期間は、ご契約の保険商品の種類によって異なりますが、
1年~36年間まで1年毎の任意設定が可能です。
また、 払込方法についても、一時払や分割払など払込方法をご選択いただける場合があります。

保険期間が長くなればなるほど、1年あたりの保険料がお安くなります。
長期でご契約されて、万が一、途中で解約されても、ご安心。未経過期間分の保険料は戻ってきます。
但し、返金される金額は残存保険期間分の保険料よりも少なくなる可能性もございます。

長期契約の保険料例

保険期間1年、一時払

保険期間5年、年払

保険期間5年、一時払

保険期間35年、一時払

<条件>
■東京海上日動 住まいの保険  ■建物所在地:東京都  ■建物保険金額:建物2,000万円
■補償タイプ:戸建充実タイプ(火災リスク・風災リスク・水災リスク・盗難リスク・水濡れ等リスク・破損等リスク)
■共通免責:5千円 臨時費用補償特約あり  ■構造級別:H構造

⑦ 地震保険を考えましょう

地震後の火災・津波・噴火などによる損害は、地震保険に加入していなければ、補償されません。
日本は世界でも有数の地震国です。しかし、地震保険加入率は23%(注)。
地震による火災に備えるなら、地震保険に加入することが大切です

(注)地震保険都道府県別世帯加入率の推移2009年度末
(損害保険料率算出機構)

 

地震保険の事故例

*地震が原因で家屋が倒壊した。
*地震による火災で家屋が焼失してしまった。
*地震による津波で、家屋が流されてしまった。地震で家財が損壊した。

地震保険について詳しくはこちら